5551-N/Y, general
51-N/Y はSCSI
をシステムボード上に搭載する
IMLシステムで、接続された ID 6
のハードディスク上の特別区画にシステムリファレンスイメージと診断プログラムを格納しています。
システムの構成が変更されたときはこの特別区画から自動的にセットアッププログラム( いわゆるシステムリファレンス
)が立ち上がり、互換機でいうところの BIOSセットアップを行う必要があります。 非IML機の場合(後述の
5551-R/Lなど)はシステム変更の際は付属のシステムリファレンスディスケットが
(機種によっては診断ディスケットも )必要です。
51-N/Yは以下の特徴を備えています。
-
シンクロストリーミングデータ転送 ( Synchro Streaming
DATA Transfer)
-
ECCメモリ機能 ( サーバー系のECC専用メモリとは異なります
)
-
SCSI インターフェース (512KBキャッシュ付)をシステムボード上に搭載
-
4モード 3.5" フロッピードライブ.
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5551-N スペック
モデル |
5551 |
N0A |
NAB |
NAE
|
NXB
|
プロセッサ |
i486DX2-66 ( 8K L1 Cache, Math Co-Pro ) |
メモリ |
4MB |
16MB ( ECC, 8MB x2 ) |
8MB ( ECC, 4MB x2 ) |
ディスク
ドライブ |
FDD |
3.5" x1 ( 2.88MB/1.44MB/720KB ) |
HDD |
100MB |
200MB
|
540MB |
200MB |
オプションスロット |
32bit フルサイズ x2 ( 内 1スロットはPS/55日本語 D/Aで使用済み)、
32bit half x 2 |
I/O |
K/B port , Mouse port, RS232C x2 ( 9pin and 25pin ),
CRT port, SCSI port |
SCSI |
システムボード上に実装, 512KB
キャッシュ付 ( 別名 SPOCK! ) |
拡張ベイ |
1 |
Video |
PS/55 DBCS DA /J ( 1MB VRAM ) |
XGA-2 ( 1MB VRAM ) |
漢字FONT ROM |
JIS第1/2水準 とIBM選定文字を含む 8,211文字 |
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寸法/重量 |
360( W ) x 415 ( D ) x 103 ( H ) mm / 9.0Kg |
AC Input / 消費電力 |
AC100--120V 50/60Hz / 最大138W |
導入済み OS |
なし |
DOS J5.0
OS/2 J2.0 |
DOS J5.0
OS/2 J2.0 |
下記 |
5551-NMB ( 16MB RAM, 200MB HD, XGA-2 ) はOS/2 J2.0 と MicroCADAM2を出荷時 導入済み。
5551-N システムボード
 |
J1
Main Power
J2 Speaker Connector
J3 MCA Riser
Connector
J4 FDD Connector
J5 50 Pin SCSI
Connector
J7 Power connector
for optional Drives
J14 K/B
J15 Mouse
J16 RS232C COM1
J17 RS232C COM2
J18 Printer
J19 60 Pin SCSI Connector
J20 Power for ?
U29 H86LS 118SA1 D36
J50 Power for CPU Fan
U1 486SX33用のランド
U2 ZIF Socket
U3 10G7808 (IBM 9314PQ)
U4 59G1883
U5 59G1885
U6 33F6715 SCSI#1
U7 15F6903 SCSI#2
U8 84F9324
U9 10G4672
U10 95F4194
U11 N80C188XL
U12 N32077SL
<========= added
U13 DALLAS DS1485S
U14 M5M5256BFP-12L
U15 10G4891
(M5M27C512AFP-12)
U16 BIOS one-time PROM
U80/83 74F543D
U20 65F1489
U100 SCSI
92F2246
U101 SCSI
92F2247
Y902 OSC 66.666Mhz
Y903 OSC 66.666Mhz
Y2501 OSC 32.000Mhz
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ジャンパー J11
始動パスワードを忘れた場合にジャンパーを移動する。
反対のピンに差し替えることで始動パスワードが消去される。
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システムボード画像の注意
U16のBIOS周りに怪しい配線がありますが、後に紹介する改変BIOSを搭載するにあたり修正を加えたもので、標準のシステムボードにはこの配線はありません
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CPU
N モデル;
ZIFソケット上にヒートシンク付 i486DX2-66 を実装。
DX4ODPR-100
はそのままで取り付け可能。
電圧E変換機能付のインターポーザー( いわゆる ゲタ )を使用すれば、
DX4-100、AMDam5x86-133、Cyrix5x86-GP100/120/133
などのより高速なCPU を利用することができます。
VRM あるいはVRM用のソケット等は用意されていません。
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Y model;
システムボードの造りからすると 196ピンのQFPパッケージの486SX-33
が実装されていたものと思われます。
システムガイドによれば 486SX-33搭載で、486-33/66MHz倍クロックプロセッサオプション(
P/N 66G0727 \158,000 ) が用意されていました。 このオションは 5551-L、 5521-Y
で共通です。
ベースクロックは N/Y ともに 33MHz固定です。
PODP( P24T ) を使用することはできません。
Nモデルはソケットに P24T を挿すことはできますが
BIOSがサポートしておらず、おいしくない 大トロ状態 になります。
Yモデルのソケットは未確認ですがいずれにしてもP24Tは非対応と思われます。
5551-R/LのEPROM ROMと違い、一回書き込みのROMであったこともありPODP対応BIOSは提供されませんでした。(ROMそのものはソケットに取り付けられており、更新用ROMされあれば交換可能です。
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FAN用電源コネクタ J50 は 1番ピンが
+電源です。
PROCESSOR 1のランドは196ピンで 5551-R/Lと異なり IBM
486L2-66は想定されていません。
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RAM
4個の 72 pin SIMMソケットを実装し最大 32MB まで拡張可能。
SIMM は FirstPage , True Parity, 70ns SIMM を必要とします。8MB のSIMM
PD は 67番PINからoff-off-on-off です。 ( 72番PIN GND
との接続状況を示しています。 導通無しが off で導通有り
が on という意味です)
ECC/Parityのいずれかのモードを選択することが可能で、この設定はシステムリファレンスで行います。 ECCモードではメモリベンチによれば速度が多少低下します。
5551-R/Lとともに最大の弱点は 8MB以上のSIMMを使用できないことです。
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ECC 機能 は メモリバンク A と B のメモリ総量が同一のときのみ設定可能です。
例 1; A1=8MB, A2=4MB, B1=8MB, B2=4MB
例 2; A1=8MB, A2=none, B1=4MB, B2=4MB |
上記の通り それぞれのSIMM
ソケットでマッチドペアにする必要は無いようですが、今時
8MB SIMM はタダみたいなものですから、深く考えずに 8MB SIMMを4枚使用するのがよいでしょう。(
タダみたいな...というのは2002年頃の話。 昨今そうそう見つからないかも.
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JDOS( あるいは 51-Nを含むPS/55
の一部の機種では16MB以上のメモリを搭載してもOSは16MBまでしか認識できません。 解決策はこちら
拡張スロット
薄く小ぶりなボディにライザ形式で都合5口のMCA拡張スロットを有します。
正面から左側にフルサイズ3口、右側にハーフサイズ2口があります。
専用ビデオアダプタ (DBCS DISPLAY ADAPTER /J もしくは XGA-2 ) は左側最下段のBVEスロットに設置されます。
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Riser card
このライザは 5551-W( 20Mhz)、
5551-R/L ( 33Mhz, EIDE ) のモデルで共通です。
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Video
51-N/Y はシステムボード上に ビデオチップを搭載しておらず、モデルにより以下の2種のアダプタが用意されています。
DBCS 日本語
DISPLAY ADAPTER/J
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FRU 07G0446 下記のモデルを除く
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XGA-2 /A 1MB
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FRU 87F4744
NXB/NMB/YXA の各モデル
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注:
XGA-2は当然ですが DBCS 日本語 DISPLAY ADAPTER/J は普及版のJDOS4.0ではサポートされていません
(販社向け解説書による)。
5551-N でJDOS 4.0 を使用するには 専用品の ID #5605PRA
が必要です。 ちなみに 同種 の 5551-Wの場合は ID # 5605PCA (これはバージョン4.08になるらしい)が必要
ということの ようです。
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4モード FDD:
イジェクトボタンに
*マーク付の 2.88MB読み書き可能な 4 モード FDDを一台装備。
2.88MB(2ED), 1.44MB(2HD), 740KB(2DD) ならびに 1.2MB(2HD)
の読み書き可能なドライブです。
JDOS 4.01 ではサポートされておらず、4.08以上
(機種依存性は定かでない )が必要です。
大事な事を書き洩らしていました。
他のシステムでも同様ですがPS/55用のFDDに互換機等で見られる電源入力用のコネクタはありません。
電源はFDDケーブルで供給されます。 信号規定はこちら
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上:本機のFDD
電源用コネクタが無い
下:AT互換機のFDD
電源用 4ピンコネクタがある |
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Hard Disk インターフェース
( Spock )
32 bit SCSI I/F をシステムボード上に実装します。 SCSI micro code
は 92F2246/47 のセットで BUSマスターコントロールのチップ P/N は 10G4891です。
このSCSI I/Fには512KB
のキャッシュが併設されています。
システムボード上の内部SCSIコネクタは通常の
50ピンコネクタですが、外部コネクタは RS6000などで使用される ミニセントロニクス60ピンという特殊な形状のものです。
秋葉原のケーブル専門店にいけば今でも入手可能かもしれませんが、もしあったとしても異様な値札がついていると思います。

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システムボード上の50pinコネクタ |
I/Oポートの外部SCSIコネクタ
(60pin) |
尚、5550-N に F/W SCSI-2 /A をセットした場合システム構成することは....たぶんできません。
HDD
ハードディスクはモデルにより 200MB から 540MB のSCSI HD が初期搭載されていました。
IML用のドライブはSCSI ID を 6番 にセットする必要があり、且つその容量は1G未満
という制限があります。
IBM DPES1080 は制限をわずかにオーバーするため IML用途には使用できませんがセカンドドライブとしては使用可能です。
Conner CFP1060 はたぶんに IML用途では最大の容量のものと思われます。
PS/2 の場合 92F2246/47 のマイクロコードセットは 1Gオーバーの証なのですが,
5551-Nの場合システムBIOS がサポートしていないようです。
Hard Drive Bay
ハードディスクベイはFDDの隣に一つとその下に追加ドライブ用のベイがあります。
CD-ROM DRIVE
通常サイズのCD-ROMドライブを搭載することはできません。 5551-R用のSCSI
CD-ROMは薄型ですが残念ながら 51-N と51-R では電源ユニットの形状が微妙に異なるため、CD-ROMドライブと電源ユニットが干渉してしまい流用することはできません。
外見を気にしなければノート用のSCSI CD-ROMを搭載することは可能かもしれませんが、そういうドライブがはたしてあるのかどうか....SCSI外部ドライブを利用するのが無難でしょう。
DOS環境でのSCSI CD-ROMの使用については
こちら
をご覧下さい。
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リア I/O
パラレル x1、シリアル x 2 ( 25ピンと 9 ピン ), マウス, キーボード 各
1, RS6000タイプの60ピンSCSI コネクタ があります。
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スロット #1 はシステムボード上の SCSI にアサインされています。
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Ref & Diag Ver
1.01 ( Ref 1.01 と Diag 1.01の IMG
FileをまとめてZIP圧縮しています)
Ref ; Ver. 1.00/1.01/1.11 の3種類がリリースされています。
Ver.
1.11 は....なんだか怪しい.
Diag ; Ver 1.00
はRef 1.00/1.01用.
Diag Ver. 1.11 は
REF Ver 1.11 とのセットです。
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Body Design ;形状
基本的デザインは1年先に発表された 5551-Wxx
と同一です。 内部のドライブストラクチャも
51-W と 51-N/Y/R/Lでは共通です。
一見しただけではこれらのモデルを判別することは困難であり、フロント左下部の小穴の奥に記載されたシールで確認する必要があります。
Pic #1 |
サイズ比較 上から下へ
8570-A21, 5551-NAB, PC720 6860、 PC750
6886
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Pic #2 |
5551-N の内部。.
電源ユニットが部分的にSIMM上部を覆う形になるので背の高いSIMMは注意が必要。
全鷹25mm以内にしておいた方が無難
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Pic #3 |
5551-Nの電源ユニットは写真のように右側へスイングします
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PSU 
MODEL NO. PA-4141-1
P/N 48G8005
EC NO. D17684
最大消費電力: 138W
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ユニットはステーに小さなネジ2本で固定されている。 |
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5580, 9595等と同じくヒンジで支えて横にスイングする。
尚、回転軸の心棒は抜き取ることはできない。
底板にバネが設置されていて芸が細かい。
リアパネルからの固定ネジが見えている。ケース組み立てには通常のネジに加えて2個のリベットが併用されており分解は容易ではありません。
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電源ユニット天板にステッカーが貼られている。
この図の 3, 4
はあまり意味がないので頭を悩まさないように。
電源ユニットから妙な配線があるように見えるが、SCSI
32/A等が電源隣に設置されている場合の図。
本機はシステムボード上にSCSI
I/Fがあるので無意味。
51-R に付けた方が良いのだが何故か51-Rの電源ウニットにこの図は無い。
尚、リアパネルの図は電源ユニットを除くとパネルの形状はは51-Nではなくまさしく51-Rという珍しい誤り。 さるも木から落ちるの図。 |
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5551-Rの電源ユニットの流用
その気になればできるかもしれないが止めた方が良い。 5551-Rの電源の項参照
特に初期ロットの5551-Nの場合は固定が困難 |
クロック アップ
51-N は標準設置の 66MHz の OSC をより高クロックのものに取り替えることはできません。
66Mhz以上のクロックの OSC に取り替えた場合システムは電源投入と同時に "102 "というエラーコードを表示してストップします。
BIOSがシステムクロックを監視しているようです。
私の 5551-NAB は 改変
BIOS ROM を搭載しており 80Mhz OSC ( 最高で84Mhzまで)を利用可能で、これにより外部クロック40MHzとなり AMD の 5x86-133
を内部4倍速の160MHz駆動を実現していました。
JDOS バージョンの制限
ビデオの項目でも触れましたが JDOS 4.0を使用するには
以下の制限の制限があります。
1) 専用品 JDOS4.0 (マイナーリビジョン不明 ) ID #5605-PRA
を使用する。
2) 付属の 2.88MB FDDを 1.44MB FDD ( P/N 06G6880 )に入れ替える。
3) XGA-2 搭載モデルは JDOS4.0は使用不可。
1) と 3) はDisplay Adapter に関する制限ですが、 2) については
2ED フロッピー を使用できないだけでなく他に致命的な問題が あるのかどうかはわかりません。 DA B-II を用いて JDOS 4.01
汎用品 (5605-PAA)をインストールしてみた限りでは2.88MB FDD で特に問題があるようにはみえませんが詳細はわかりません。
2003.05.09
5551-W の注意書きにある同様の記述 (Ver は 4.08 ID #5605-PCA
)を 51-Wで確認したところ、DBCS/J の状態ではインス トール時に " Higher version of DOS required " が出ましたが、
FDD を 80-Y標準の 1.44MB ドライブ取り替えたところ問題なく インストールできました。
このドライブは前面カバーがやや厚めになっているので電磁波防止用の金属プレートを取り付けることができませんが外側ケースを取り付けることは可能で フロッピーの出し入れも問題はありません。
5605-PCA Ver. 4.08 が 5551-N + 1.44
で使用可能かどうかは未確認。
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Model 5551-R/L

|
外見は(CD-ROM搭載モデルを除き) 後部I/Oパネル以外は
5551-N/Y と同一です。
51-N/Y との最大の相違点は 51-N/Y が SCSI I/Fを搭載するIMLモデルであるのに対し、
51-R/L は IDE ハードディスクインターフェースを備えた
非IML機であるということです。
また 51-R/L では擬似IML (サービスパティション) もサポートしておらず
"Set Configuration" は常にリファレンスディスケットを必要とします。
画像は専用SCSI CD-ROMを搭載した RED モデル。
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5551-R スペック
Model |
|
R1D |
RXD
|
RXE |
RED |
Processor |
Standard |
i486DX2-66 ( 8K L1 Cache, Math-CoPro )
|
Option |
Pentium OverDrive Processor ( PODP5V83, P24T
)
|
RAM |
4MB |
8MB (4MB X2 ) |
16MB ( 8MB X2 ) |
Disk Drives |
3.5" x1 ( 2.88MB/1.44MB/720KB )
|
340MB ( IDE )
|
540MB ( SCSI )
|
340MB ( IDE )
|
Option Slot ( User ) |
32bit フルサイズ x2 (
1 スロットは表示装置で使用済み) , 32bit half x 2 *1
|
I/O Ports |
K/B port , Mouse port, RS232C x2 ( 9pin and 25pin ),
CRT port
|
SCSI |
None
|
SCSI /A -II/A 32
|
Storage bay ( User ) |
1 |
1 |
1 |
0 (CD-ROM搭載済み) |
Video Sub System |
DBCS D/A /NI-J
|
XGA-2 ( 1MB VRAM )
|
漢字FONT ROM |
8,211 characters |
None
|
寸法/重量 |
360( W ) x 415 ( D ) x 103 ( H ) mm / 9.0Kg
|
AC Input / 消費電力 |
AC100--125V 50/60Hz / 110W MAX
|
導入済み OS |
DOS J5.0
|
PC DOS J6.1/V |
none
|
PC DOS J6.1/V
|
5551-RMD ( 16MB RAM, 320MB IDE HD, XGA-2 ) はOS/2 J2.1 と MCADAM/2
を出荷時導入済み.
*1 RXE/REDSCSI Adapter
II/A32 ( 512KB キャッシュ付 "SPOCK" SCSI ) を標準搭載。
RXEモデルは SCSI HD
搭載.
REDモデルはIDE HD
と SCSI/A に接続された SCSI CD-ROM を搭載。.
システムボード ( R モデル
)
 |
U1 : 486DLC用のランド (132ピン)
(L では BL2-66 を実装 )
U2 : ZIF Socket 3
( L用ボードは
ZIF Socket 1 )
U3 : DMA32 10G7808
U4 : SYS#1 69G1261
U5 : SYS#2 59G1885
U9 : I/O#1
10G4672
U10: I/O#2 95F4194
U96: 54G1412 FLASH G/A
U11: 52G7656 IDE G/A ( TC14L040AF
)
U12: N82077SL
U97: 66G8422 BIOS
U98: 66G8423 BIOS
J1 : Power Connector
( not used )
J2 : Speaker
J3 : Bus Riser connector
J4 : FDD connector
J5 : HD connector
J11 : Power
on pass word overwrite
JMP5 : 不明
J50 : ランドのみ
( ピン無し )
J14 : KB
J15 : Mouse
J16 : COM1( 9pin)
J17 : COM2( 25pin)
J18 : Printer
J25 : Power In
J26 : Power In
J26 : Power for HD/FDD
J50 : ランドとシルクのみ
FAN用電源 |
ジャンパー
J11
|
始動パスワードを忘れた場合にジャンパーを移動する。
反対のピンに差し替えることで始動パスワードが消去される。
|
JMP5
|
用途不明。 R/L のクイックリファレンスには記載が無い。
5521-Y の場合この位置にあるジャンパーについて 「省略時バンク選択ジャンパー」という記載があるようですが、使用方法の説明はないようです。
|
J50
|
ランドがあるだけで ジャンパーPIN(ポスト)は実装されていません。
これは 5551-N の J50/FAN電源 と同じではないかと思われます。 ただしピン配置は逆転しており、CPU寄りに1番(+
)が配置されています。
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(JMP6)
|
この記述は5551-R/Lには無関係ですが過去の記述との整合性とのために残します。
CPUソケットとJ25の間にスルーホールのランドがありシルク印刷もありませんが、5521-Yではほぼ同じ位置にJMP6というジャンパーポストが存在します。 5521-Yを参照ください。
|
551-Lについては詳細を記録していなかったためシステムボードの
P/N
は今のところ不明です。 DLC2のランドパターンから推察すると違いは設置されている
ZIFソケット形状だけと思われます。もちろんそうであっても
システムボードP/Nは異なると思います。
|
I/O PORT: 1 パラレル, 2シリアル ( 9ピン および
25ピン), マウス, キーボード .

電源ユニットの固定方法が5551-N/Yと異なり背面の固定ネジ(天板固定ネジの下)がありません |
Video: モデルにより以下の2種のアダプタが用意されています。
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DBCS/Display Adapter/NI-J
|
FRU 54G1463 下記のモデルを除く
|
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XGA-2 /A 1MB
|
FRU 87F4744 -xXx ならびに
-xMx
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JDOS4.0に関する制限は 51-N/Y
と同様ではないかと思いますが...未検証。
CPU と ソケットタイプ
R システムボードは 486 QFPパッケージ用(
DLC2のシルク印刷 )のランド U1 があり、ZIFソケット3にヒートシンク付の486DX2-66が実装されています。
L システムボードは(U1)の位置に 132ピンのQFPパッケージ IBM486BL2-66
が実装されておりオーバードライブ用に
ZIF ソケット1 が用意されています。
SIMM
51-N/Yと同様です。 電源ユニットとの干渉はありませんのでSIMMの高さの制限はありません。
PSU
P/N 66G8395
EC NO. D22678
最大消費電力: 108.1W
本機の電源は 5521-YとP/Nを含めて共通ですので5521-Y電源画像を紹介します。
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5551-Nと異なりピンヘッダー用のコネクタでシステムボードに電源を供給する |
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5551-Nと異なりスイング機構は無い |
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ユニット底に3個のフックが設けられている
画像左上は底板へのネジ止め部分 |
 |
画像の通り3個のフックとネジ1本で底板に固定される |
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5551-N とはそのサイズ・形状が微妙に異なり、最大消費電力が28Wほど少なくなっています)。
本体への取り付けは5551-Nと異なりスイング式ではありません。 底板に設けたフックにスライドインさせてネジで固定するようになっています。 従って5551-Nに見られる背面版からのスプリング付き固定ネジはありません。
51-Rの電源ユニットは奥行きがわずかに短く、これにより専用の薄型SCSI
CD-ROM
DRIVEの搭載が可能となっています。 やや左側にオフセットされておりCD-ROMドライブの電源コネクタとPSUとの干渉を避けるようになっています。
電源ユニット設置状態で背面外側から51-Rでおよそ190mmに対し、51-Nは202mmとなっています。
システムボードへの電力供給は5551-N/Yの場合システムボードの前縁 のエッジコネクタ
J1 を通して行われますが、5551-R/L ではシステムボード上に設置された J25/J26
のコネクタを通して行われます。
ちなみに R/L にも エッジコネクタ J1 があり、J25/J26
とは内部で接続されており、どちらでも使用できるようになっています。
よってR/Lのシステムボードは 一体型 の5530-Lに流用可能です。
5551-R/Lと5551-N/Yの電源ユニット互換性
両者の電源ユニットの外観は似ており相互に流用できそうに見えるが....
5551-Nには5551-R/LシステムボードのJ25とJ26がありませんので
( パターン、ランド共に存在しない) 5551-Rの電源ユニットを
5551-N に転用する事は仮に電源出力線が共通であったとしてもエッジコネクタに繋ぎ代える加工が必要になります。 また本体への固定方法が異なりますので、コネクタの対策ができたとしてもユニットの固定が難しくなります。 ただし5551-Nの後期ロットは底板が5551-Rと共通になっていますので固定そのものは可能と思われます。
5551-Nの初期ロットの底板には固定用のフック受けが設けられていません。
5551-R発売開始以降は両者で共通の底板を使ったようです。
その逆(5551-Nの電源ユニットを5551-Rに転用する)はSCSI
CD-ROMドライブの内臓を諦めれば何とかなりそうですが、スイング機構を支えるステーの工作とユニット側、本体側部へのステ^-の溶接等の問題がありますのでハードルは高くなります。 「固定しない」というのはFDD,HDD等の配線が込み入った部分に電源の金属部が接するので危険です。
簡単に言うと、見た目はよく似ているが流用は一筋縄ではいかないので
「やめておいた方が良い」 という事です。
|
一体型モデルの 5530-L
で使用されている Lシステムボードは J25/J26
が省略されてハンダのランドのみがあり、 前縁のエッジコネクタ J1
から システムボードへ 12V/5V が供給 されます。
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ハードディスク インターフェース
( EIDE というか.... )
R/L モデルは IDE インターフェースを装備しています。
少なくとも
DOS 7.0/V では 16HEADの8.4G ドライブを利用することができました。 JDOS では制限があるようです。
51-R /L はEIDE規格ができる前にリリースされておりその意味ではEIDEとはいえないかもしれ
ませんが、
524MBの壁は存在しないようです。正確な上限値がどこにあるのかわかりません。
上記の 16HEAD 8.4G ドライブは 5551-Rの翌年に登場したIBM
PCシリーズの 6860 ならびに 6886 のEIDE では、5551-R で区画作成後でも 第2ドライブとしては認識できましたが、第1ドライブ
としてブート用に使用することはできませんでした。 BIOSの違いによるものだと思います。
5551-NなどのIML機の場合、システムパティションを置くドライブは
1GB
未満に限られるため、要件を満たすハードディスクを手当する事は難しいかもしれませんが、ATA
8.4GB未満のドライブならまだ多少は見つけやすいかもしれませんので、ハードディスクの調達という観点では5551-Rの方がとっつきやすいと思われます。
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オプション
ハーフサイズの SCSI Adapter II /A32 がオプションとして用意されており、RXE/RED/RMD/LEC
の各モデルには標準で搭載されていました。
純正の薄型で奥行きの短いSCSI CD-ROM DRIVEがオプションとして用意されており、 RED/LEC
モデルでは標準搭載されていました。
秋葉通いをしましたがCD-ROM搭載モデルに巡り合うことはありませんでした。
CPU アップグレード
5551-R は PODP5V83 (すなわち P-24T
)を使用することが可能です。
PODPを使用するためにはBIOSアップデートが必要です。 5551-R/L のシステムBIOS ROMは従来の EPROM あるいは
5551-N/Y
で用いられたワンタイムPROM と異なり EEPROM ( FLASH ROM )
が用いられており、日本IBMから一度だけBIOS UPDATEのリビジョンが出されました。
個人的には am5x86-133 + PowerLeap PL586 interposer
の組み合わせが 5551-R には一番向いているのではないかと思います。
L モデルは前述の通り ソケット
1搭載ですから PODP を利用することはできませが、DX4-100
や他の5x86クラスはインターポザーと併用することで使用可能です。
不思議なことに DX4ODPR100
を載せても
問題なく動きますが、もしかすると全ての L
がそうではないのかもしれません。 ( これはもしかするとRシステムボードを移植した30-Lであった可能性がありますので取り消しました)。
理屈からすればLシステムボードでは
DX4ODP100 ( R 無し )が順当な選択です。
5551-L 用の純正 倍クロックプロセッサーオプション: P/N 66G0727 価格
\128,000 ( 93年6月のパンフでは
\158,000 ) Intel DX2 ODP ( JBOX DX2ODP66 \48,000 )
で特に問題はなかったようです。
このシステムはボード上にIBM
486BL2-66がハンダ付けされていて取り外しは不可能ですから、取り替え用のDX4ODPR100
ではなく 486ODP100でなくてはいけません。
5x86等を使用する際は電圧変換もさることながら追加用か差し替えようかを間違えずにゲタ付属のジャンパーを設定してください。
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リファレンス と診断ディスケット
Ver. 1.21 51R121img.zip
51R121rf.IMG と 51R121dg.IMG の Ref と 診断ディスケット作成用のIMGファイルの2つが作成されます。
5551-R/L、5530-L ならびに 5521-Y は共通のリファレンス/診断ディスケットを使用します。
最新バージョンは いずれも上記のバージョン1.21です。
5551-Rで PODP を使用するためには前述の通り FLASHUPユーティリティ
5551FUP.EXE が必要です。
このユーティリティを実行すると以下のディスケットが作成されます
1) Flash update diskette Ver. 1.30,
2) Diagnostic diskette Ver. 1.24
51Rfup.LZH
クロックアップ
70MHz の OSCに変更することは可能ですが....時間と労力を費やす意味が無い。
Win9x
と 51-R/L
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純正SCSI/A と オンボードのIDE を同時に使用すると MS-DOSコンパチモードを解消できません。 いずれも IRQ 14を使用して おり、純正SCSI は14番以外を選択することはできません。
Win9x環境で純正SCSI /A を使用するには IDEチャンネルを使用しない、すなわちIDE
機器を接続しなければ可能です。
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どうしても SCSI 機器をオンボードのIDEとともに使用する必要があるときは、Future
Domain
MCS700、Adaptec AHA-1640 あるいは BusLogic BT646-S などの アダプタを使用して IRQ
を14番以外に指定します。
-
51-R/L に Win98 をインストールして 上記 1. の構成としたとき (つまり
オンボード IDE を使用しない状態)、 CPU がAMD 5x86-133 だと MS-DOS コンパチビリティモードになります。
この問題を解決すには CPU を Cyrix5x86 に変更する以外に方法はありません。これは 純正SCSI /A を必須とする 5551-N などの SCSI モデルでも同様です。
OS/2 にすればこの問題発生しません。
たぶん NT4 も大丈夫ではないかと思いますが試していません。
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Windows98/98SE
Peter Wendt氏がかつて 氏の所有する IML機に Win98SE を MS-DOSモードに陥ることなく
インストールすることができたと報告したことがあり、私はその時はそのようなことはあり得ないと思いました。
それまでいろいろと試しましたが、Win98 の IBM純正SCSI
用のドライバではどうあがいても MS-DOS
コンパチビリティモードの呪縛から抜けることはできませんでした。
Win98 は PS/55 (というか 486機全て)には異様に重いのでこの際どうでもいいのですが....
2002 01.06
英語版 の Win98 初版 を 9585-xNx ( 純正 F/W SCSI-2
/A をシステムボードに搭載 )にインスト ールしてみました。
DX2-66、DX4-100、am5x86-133
ADZ そして P-24Tの元では堂々の 「MS-DOSコンパチビリティ モード」で、これを解消することはできませんでしたが、しかし
Cyrix 5x86-100 に変更したとたん 32bit モードを得ることができました。 この理由を私は説明できません。
余談ですが
このテストを行うにあたり PS/2
9577 Bermuda ( SCSI オンボード搭載)でも同様 に実験しましたが、 なんと
9577バミューダシステムは Cyrix5x86 では起動することができませんでした。 実験の主旨
から外れるので詳しく検証したわけではないので断言はできませんが、
もしかすると BIOSが CYRIX
に対応していないのかもしれません。
しかし...更に余談ですが
CX5x86の緑のヒートシンクを剥がすと、なんとCPU表面には IBM
BLUELIGHTNING DX2
と印字されているという事を知りました。 ただしここでいう BLUE
LIGHTNINGは486BL2-66 (もしくはDLC2) のBLUE
LIGHTNINGと同列という事ではありません。 速さの象徴として
"BLUE
LIGHTNING"の呼称を用いただけではないかと思います。
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2002.10.13
そして謎は解き明かされました (解決できたわけではありませんが)。
Peterさん曰く;
" it appears to be a bug in W98 IOSUBSYS
that fails to properly assign system resources on MCA machines."
and "hebrew and
cyrillic versions of Win98 seem to be not affected."
つまり WIN98 のIOSUBSYSには何らかのバグがあるものと思われ、これがMCA機に対して正しいリソースアサインを妨げている。 そして 「ヘブライ語」、「キリル語」などの Win98
では IOSUBSYS のタイムスタンプ が広く流通している英語、ドイツ語その他のバージョンより古く、少なくともこの2種では問題が無い、ということらしい。
Peter氏が最初に MCA SCSI機にインストールできたとレポートしたとき使用したのは、たまたま入手したいずれ
かの言語バージョンだったというワケで、その後各種バージョンを試した結果
上記が判明した次第。
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5521-Yxx
MCA PS/55 デスクトップの最終モデル
一時的に「CPUとソケットの構成に誤りがあるかも」、と書いたのですが、実機を調べた結果、参照したサイトが画像を誤って用いていた事が判明しましたので記述を元に戻しました 2023.03.09 |
5551-L から IBM486BL2-66
を省略しi486SX33 を
SOCKET-1 に装着しAT互換機軍勢に対抗すべく日本IBMなりにMCA機として低価格化を実現したビジネス用途のエントリーモデル ということになるのではないかと思います。
5521-Y が際立っているのは YSB/YWB 両モデルに搭載された Cirrus Logic GD5428 を使用した1MB SVGA にあるといえます。
PS/55シリーズの純粋なMCA デスクトップ機として本機はシリーズの最後飾る機種となりました。
5521 スペック概略
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ベースは5551-R/L と同じく IDE モデル
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CPUを PGA の i486SX-33MHz に変更
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3モード 3.5" FDD ( 1.44MB/1.2MB/720KB )
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YSB/YWB は Cirrus SVGA を搭載。 Y1Bモデルは従来のJDOS環境を考慮し DBCS
DA /NI-J を搭載。
システムボード
P/N 84G7000
EC D43620
FRU 84G7000
現物を確認した結果 ① ZIF ソケット 1, ② QFP のIBM486DL2-66DX66 は無し。
つまり L システムボードの IBM486BL2-66 を撤去し、 i486SX-33をソケット搭載した、ということになります。
ただしR/LのシステムボードとはCPUソケット周りに若干の差異が認められますので、まったくの流用というわけではなく、設計そのものに修正が加えられているようです。
CPUは上記 の通り PGAタイプの 486SX33 がブルーのソケット 1 に載っています。 51-Lの白いソケット
1との違いは単なる色違いなのか、同じ名称ではあるものの相違点があるのかはわからない。
5551-N で実装されているFAN用電源の J50
はR/L同様省略されています。
リファレンス及び診断ディスケット
リファレンス・診断ディスケット
は 5551-R/L と共通です。 ただしYSB/YWBの両モデルはCirrus SVGA
を搭載していますので、このアダプターのADFを含む物が
5521-Y標準のリファレンスディスケットとして同梱されていたのかもしれません。
これらの機種を入手されてCIRRUS SVGAが抜かれておらず
5551-R/Lのリファレンスを使用してADFが無いと言われる時は
@917A.ADF
を使用してください。 CPU
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標準で 486SX-33 が
”PROCESSOR
2"と表記されたソケットに装着されます。
テスト機は既にODPRが換装されていましたのでソケット右隣のJMP6
を出荷時状態にセットして撮影しました。
画像右下には "PROCESSOR 1 486DLC2
U1の表記があり、51-Lではこの位置に IBM 486BL2-66
(132 ピン)がハンダ付けされています。
純正倍クロックプロセッサーオプション: P/N 66G0727
価格 \128,000 ( 93年6月のパンフでは \ 158,000
)がありますが、オーバードライブソケット用のインテル
リテール品である
Intel DX2 ODP、 JBOX DX2ODP66 \48,000 で特に問題はなかったようです。
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交換時のCPUとしては差し替えタイプの
DX4ODPR100が基本ですが、本機の場合はそもそも停止させるためのCPUがありませんので
DX4ODP100でも特に問題無いと考えます。
テスト機は順当にDX4ODPR100 に換装されていました。また換装に伴いJMP6も 2-3ショートに移動されていました。
左の画像では判別しづらいですが拡大すると判別できます |
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5521-Yのジャンパー
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JMP6
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システムボードは基本的に L と共通だと書きましたが、
5551-R/L には存在しないJMP6がZIFソケットと電源用J2コネクタの間に設置されており、マニュアルでは 「倍クロックオプション取り付けた時に切り替える」
となっています。 下の画像のステッカーがCPUソケット隣に貼られています。
標準のi486SX-33使用時 |
1-2 クローズ |
倍クロックCPUあるいはそれ以上の場合 |
2-3
クローズ |
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J11
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始動パスワードを忘れた場合にジャンパーを移動する。
反対のピンに差し替えることで始動パスワードが消去される
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JMP5
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5521-Y の取説 (クイックリファレンス ?) には
「省略時バンク選択ジャンパー」という記載があるという事ですが、使用方法の説明はないようです
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J50
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ランドがあるだけで ジャンパーPIN(ポスト)は実装されていません。
これは 5551-N の J50/FAN電源 と同じと 思われます 。 R/L同様にピン(
+ - ) はNとは逆配置です。
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JMP6について
既に画像で紹介済ですが古き懐かしきテキスト
オンリーの会議室記事よりASCI図をご紹介
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ASCII図 FIBMJ過去ログより) |
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右側が3PIN構成のJUMPER
BLOCKで、 1-2 がショートされた状態を示しています。
作成者はこの時点でDX4ODP100をお持ちではなかったのでこれがODP無しの標準状態のJUMPER位置です。
つまり
DX4ODP100 を使用する際は JUMPER を 2-3
側にセットする事になります。
またその後入手した実機は上の画像のようにDX4ODPR100に取り替えられており、JMP6
も2-3ショートに設定されていました。 上のGIFはこれを作成された4番会議室の御大将に敬意を表しそのまま掲載いたします。 JMP6の役割はよくわかりません。
出荷時はDLC2のシルク印刷がある
U1位置はブランクでi486SXがソケットに搭載されていますので倍クロック系CPUの
B14ピン に絡むものとは思えません
(停止させるべきCPUが無い)。 電圧は倍クロックであれば
i486SX
と変わらず、DX4ODP100はCPU上に降圧回路がありますので電圧がらみでもない、となると何でしょう??
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PSU 
P/N 66G8395
EC NO. D22678
本電源は5551-R、5551-Lと共通です。 Cirrus
GD5428 SVGA /A ( Adapter ID : 917A )
5521 SVGA 84G7001 Adapter
ID: 917A
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Server SVGA 71G0650 ID: 917B
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Cirrus GD5428 SVGA /A ( 標準で VRAM
1MB、 2MBまで拡張可能) 。 当初はオプション設定は無かったようですが、その後補修品として入手可能となったようです。 ごくまれにジャンク屋で見かける事もありました。
このアダプタは上図右側のServer 500 などで使用されている
Cirrus SVGA (ADF ID 917B ) と違って「砂嵐のごときフリッカー病」はありません。
加えて 917B の方は VRAM の追加スペースがありませんが、こちらは
SOJ DRAM を追加するためのスペースが準備されており、 PC720/750 などで使用される DRAM をハンダ付けしてやれば
VRAM 2MB を実現できます。
Win95 は Cirrus用標準ドライバで 2MB を認識しますが、残念ながら
NT4用のドライバは 2MB を認識しません。
アダプターADFは@917A.ADFです。
Cirrus SVGA
カードについては こちら
をどうぞ。 Cirrus社 GDシリーズはこちら
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PS/55 Index
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