Model 5530

PS/55Z & PS/55
   5530-Z       PS/55Z  ( 5530Z286 )
 5530-S       PS/55Z  ( 5530ZSX )
 5530-T       PS/55
 5530-U/V  PS/55Z
 5530-W      PS/55
 5530-L       PS/55

モデル5530はPS/55としては比較的低価格の価格設定で個人ユーザーを対象に投入されたモデルです。 PS/55との差別化を図るため シリーズ名も PS/55Z とされました。
PS/55Z の投入に先立って日本IBMは CPU に286-12MHzを採用した一体型MCA機 5530Z を新学社向けに販売しました。 このモデルは後に正式に販売された 5530-ZSXと区別するために 5530Z-286と表記されたりするようですが下記のスペックであったようです。

   5530Z-286
   CPU   80286-10MHz
   BUS   MCA
   RAM   1MB (MAX 4MB )
   Video  PS/55 ディスプレイアダプター
   OS     JDOS 4.0

5530Z-286のテスト販売を通して得たノウハウを元に各種の改良を施した上で ( と言いましても私自身はどういう改良かはわかりませんが...)、 1989年11月に満を持して「PS55/Z 5530-ZSX」 を NEC9801に席巻されたPC市場に投入することとなりました。  これが PS/55Z のIBMブランドによる第一号機 PS/55Z 30ZSX (5530Z-SX )というわけです。
JXによる失敗を2度と繰り返さないためにもパーソナル市場再参入への十分なリサーチを行ったというところでしょう。



 5530-SxxPS/55Z 30ZSX   発売 1989年 11月 
 

 スペック 1 ( Stage -I )
 スペック 2 ( Stage -II )
 システムユニット
 ベースボードの取り出し

左の画像は 11-90 付けのブローシャ ーからとったものですのでたぶん STAGE-II に相当するものと思われま す。写真では ビデオケーブルが STAGE-I の クイックリファレンスの図 より長いようです。 

PS/55Z 5530ZSX はクローズドマーケット用の 5530Z-286を除けば MCA 5530シリーズの一号機ということになります。  価格を抑えるためにビジネスマーケット向けのPS/55で採用していた i386DX に替えて i386SX-16MHz を採用しています。
形状は前身の 5530Z-286 とほぼ同一でデザインの根源は PS/2 モデル 25Z にあるものと思われます ( モデル25Z はPS/2 ではありますが MCAではなく ISA BUSシステムで、ベースユニットへのアクセス方法は 5530 とは   まるで異なります)。
 
 
スペック 1  Stage -I Type S0x
 
 Type  HDD  OS
 S02  None  not included
 S03  30MB   not included
 SJ3  30MB   JDOS4.0 pre Loaded
 S06  60MB  not included
 SJ6  60MB   JDOS4.0 Pre Loaded


 Memory  :  標準 2MB ( 最大; 4MB )
 FDD       :   2モード  (  1.44MB/720KB ) 

 Options
  56F9045 : 80387SX/16MHz 数値演算ユニット
  38F7075 : 512KB VRAM 拡張カード
  56F9046 : 2MB システムメモリ拡張キット IV
  23F3084 : 1MB システムメモリ拡張キット
  57F0112 :  3.5"内臓 FDD III
                 ( 2 mode + 1.2MB/Read only)
  56F9007 :  60MB Hard drive ( ESDI )
  56F9006 :  30MB Hard drive ( ESDI )
  38F4816 :  Cable, Video Signal Extension. 


 
スペック 2  Stage -II Type S1x
 
 Type  HDD  OS
 S12 *1  なし  含まれず
 S14  40MB   含まれず
 SJ4  40MB   JDOS4.0
 1991年5月発売のWindowsモデル
 SW4  40MB  DOS4.0/V & Win3.0 
  *1: S12 は2FDD モデルです。


 Memory  : 標準 2MB ( 最大; 6MB )
 FDD        :  3 モード  ( 1.44MB/1.2MB/720KB  )

 Options
  56F9045 : 80387SX/16MHz 数値演算ユニット
  64F9668 : 512KB VRAM 拡張カード
  79F2536 : 4MB システムメモリ拡張キット IV
  79F2556 : 2MB システムメモリ拡張キットV
  23F3084 : 1MB システムメモリ拡張キット
  79F1796 : 3.5" 内臓 FDD VII ( 3 mode)
  79F1795 : 40MB Hard drive ( ESDI )
  74F1781 : 3.5" Optical Drive   ( SCSI /A必要   )
  6450609 : 2-8MB 80286 Mem Expansion 
                 ( SIMM;  6450604/2MB, 6450603/1MB ) 
 

日本語ディスプレイアダプタ IV用のVRAM拡張カードのP/N が2種類存在しますが、アダプタ本体も異なるのかどうかはわかりません。

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システム ユニット ( 30ZSX  stage-I のサービスサマリーより )
 1 Display and Front Cover Assy
 2 Label, Serial Number
 3 Bezel. Diskette Drive
 4 Bezel, Blank
 5 Flap Assembly
 6 Pedestal Assembly
 7 Cable, Signal Ground
 8 Power Cord (2P)
 9 Cover, Base
10 Security Key Assy
11 I/O Blaket- Blank
12 System Board
13 i80387SX, 16MHz Module (Op)
14 2MB Memory Card
15 Option Adapter Guide Block
16 1.44MB diskette Drive
17 Guide, Diskette Drive ( L & R )
18 Cable, Flat, for one FDD
19 Cable, Flat, for two FDD
20 Interposer Card ( Option Slot )
21 Display Adapter IV Card
22 Display Expansion Card ( Op )
23 Spacer ( Op )
24 HDD interface card
25 Fixed Disk Drive ( ESDI )
26 Guide, Fixed disk drive
27 Speaker Holder Assy
28 Battery

ベースボードの取り出し ( 1989年 11月発行の ユーザーズマニュアル第2版より )
 

ブルーのレバーを左にスライドさせてシステム・ユニットを固定する。

ビデオコネクタを取り外す。

図に示される両端の 3 のネジを緩める (本体からは抜きとれません)
 

 


 

ビデオケーブルは コネクタカバーのホルダーの下部に設けられた子穴に仮り止めしておく。
 STAGE-II ではこのホルダーは省略されているものと思われます。
 



ベースアッセンブリの下部をつかみ途中で止まるまで引き出します。

ちなみにサービスサマリー では "Logic Unit" という表記になっています。


 

止まったところで軽く上に持ち上げながら完全に引き出す。


 

 End !

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PS/55 Model 5530-T

          Model 5530-T
ケース、ディスプレイ部などは 5530ZSX とほとんど同一です。 ESDI HDの接続方法がSTAGE-II 30Zとは異なってたようです。 
CPU に i386DX-20MHz CPU を採用しており PS/55Z との差別化がなされています ブローシャーの写真などをひとつ 

    

手元の5530-T03/T06のセールスブローシャーは 11-89の日付があり、 すなわち 1989年11月を示しています。   となると 初代 5530-T は PS/55Z 30ZSXと同時発売ということになります。  IBM PC GUIDEでは 5530-T は 1990 10月の発売とありますが、PC GUIDEの方はSTAGE-II 5530-T04 の発売を示しているのではないかと考えられますが....。

CPU
386DX-20MHz. 

KINGSTONから発売されたサブボード形式の IBM486BL2-66 を使用したアップグレードキットが使用可能ですが、これを使用するにあたっては 1番ピン位置を90度変換するアダプタが必要ということです。
EVERGREEN社製の 486BL3 を用いたアップグレードキットが搭載可能かどうはかわかりません。

Built-in Display 
  長残光性の 12"カラーディスプレイを一体型ボディに搭載しています。
   キャラクタモード  ; 1066 x725ドット
   グラフィックモード; 1024 x768ドット

SIMM 
  72pin SIMM ソケット x 3.  
 2MB/80ns 品が標準. 
  2階建 4MB SIMM  P/N 23F2165 を 1枚使用可能. 
  システムボード上で 2MB+2MB+4MB の組み合わせで 8MB 搭載可能。 
     ( 実際には 16MB まで可能らしいが...)

23F3270  2MB ; memory kit  III
56F9046  2MB ; memory kit  IV
79F2566  2MB ; memory kit  V
79F2536  4MB ; memory kit  VI
79F2467  8MB ; なんと x3 の24MB 実装が可能 らしい。 ( これは 80ns品 )
2-8MB memory expansion 23F3056 

2003.05.14  詳細はこちらをご覧下さい
SIMM PD改造品の 8MB x2 + 2-8 EXPANSSION 8MB による合計 24MBもシステム認識はOK。  ただし JDOS では 16MB しか認識されず、PC DOS 7.0V のHIMEM.SYSに取り替えてもやはり 16MB 止まりだった。
加えて RAMDISK を 14MBで指定しても何故か 8MB しか確保できなかった。
ちなみに 51-W/N/R、 5580 では JDOS 5.0 + PC DOS 7.0V HIMEM.SYS で 16MB超を認識し、かつ 30MB のRAMDISK を構成することも可能でした。 

HDD
モデルにより 30MB から 80MB の ESDI HD を搭載。. 
T02 のみ HDレスで 2 FDD を搭載しています。

FDD
全モデルともに 2モードドライブを搭載しています。.

BUS Riser
5530-T はライザ形式により 3口の MCAスロットを持っています。 そのうち最上段は 既に日本語D/A -IV で使用されていますからユーザーに開放されたスロットは2口のみとなります。 スタンドアロンとして使用する場合はその拡張性にやや 難有りというところでしょうか。 

Reference
DOS/V ベースの Version 1.50が最新です。
XGA, XGA-2 あるいは SVGA /A を使用するにはDOS/Vベースの Ver.1. 50でシステム構成を行う必要があります。  JDOSベースのリファレンスディスケットでは SVGA や XGA のオプションディスケットを正しく表示できません。
リファレンス Ver. 1.50 は 386機の 5550-S/T/V, 5570-T/V, 5540-T, 5530-T をカバーします。

Video
PS/55Z 30ZS 同様に PS/55日本語ディスプレイアダプタ IV (標準 VRAM 512KB; 拡張カードで 512KB増設可能)を最上段のAVEスロットで使用します。
30-T のビデオケーブルは非常に短く標準カードの使用が前提となった長さです。 XGA などを利用するときはアダプタのVGAコネクタまで肝心のケーブルが届きませんので延長ケーブルが必要になります。 ちなみに 50ZSXのクイックリファレンスには "Cable for Video signal Extension"として オプションP/N 38F4816 が記載されています。 
 
 

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第2世代の5530シリ-ズ; 5530-U/V Models 
 

                 5530-U

            5530-U/SLC

            5530-V

30シリーズの新モデルはボディスタイルを一新して 1991年11月に 5530-U として市場に投入されました。   ディスプレイ部が フラットタイプの13"に変更されるとともに外見も大きく変わりました。 洗練されたデザインといえなくも ありませんが 私はなんとなく中世騎士の鉄仮面 を連想します。 以前にWEBページを見ていたところ ”塗り壁"という表現を見たことがあります。
外形寸法そのもは先代とさほど変わりませんがマザー・ライザはかなり変更されており、MCAスロットも従来の3口から 一つ増えて 4口となりました。   またFDDも時代に合わせて1.2MBの読み書きが可能な3モードドライブが標準で搭載されています。

UモデルはWindows 3.0Jを意識した製品で XGA /A を標準で搭載しています。
DOS J 5.0/V + Windows + XGA は NEC の 640x400を脅かすには十分なものがあったのではないかと思います.....が、 CPUがi386SXというのはミスチョイスではないかとは思うものの当時は486との価格差がとても大きかったのでしょう。
 
 
 
PS/55Z
 5530-U
 ( 01/UV1/UW4/UW8)
386SX20

FDD x1,  ESDI HDD, XGA /A.
UW4/8 にはDOS J5.0/V と Windows3.0 が初期導入薄み

 5530-UAx  IBM 386SLC20 別名  30U-SLC.
 5530-V 
V04/V08/VJ8/VY8
IBM 386SLC20

30U-SLC と基本は一緒。  30V は XGA ではなく PS/55日本語 D/A を搭載していました。. 
VJ8 と VY8 は.OS/2 J2.0 インストール済み

 5530-V28/VA8
         VX8/VXB
IBM486SLC2-40

V28/VA8 は PS/55 Display Adapter/A.搭載モデル
VX8/VXB は XGA-2 /A 搭載モデル. 
VA8/VXB は OS/2 J2.0 導入済み 
** 5530-V2 386ベースの 30シリーズの最終モデルとなりました**

新386用システムボード
U と V のそれぞれのシステムボードはほぼ同一です。 当時は 8KB L1キャッシュ内臓の IBM386SLC20 はそれなりに「高性能」であったのでしょう。 なにしろメーカーによるシステムボードのアップグレードサービス(もちろん有償 )があったほどです。
続く V2 のほうは IBM486SLC2-40 ですからこれは V0に比べて相当なパフォーマンス向上が得られたものと思います。

U と V はほぼ同じで 386SX20 が IBM386SLC20 に置き換わり、 電源エッジカード横の J1 がU1寄りに移動されています。
V2 システムボードには  aux power outlet J22 がありますが、U および V  にはありません。
U/V システムボードにあるFDDコネクタ横のJ10 が V2 にはありません。
CPU外部クロック用の OSC Y3 が V2 ボードでは U/V ボードより 後方にシフトされています。
,

    5530-U および V                                                               5530-V2 
U6    95F4436
U7    20R6
U10  DALLAS DS1285Q
U8    i386SX-20 
U9    92F1495
U21  CO-PRO SOCKET 
U24  N82077A
U36  91F7490
Y3  40.00MHz
Y4  24.00MHz
Y5  14.3185MHz
Y6  22.1184MHz
J8  BUS RISER SLOT 
U6    95F4436
U7    20R6
U10  DALLAS DS1285Q
U8    IBM386SLC-20 
U9    92F1495
U21  CO-PRO SOCKET 
U24  N82077SL
U36  91F7490
Y3  40.00MHz
Y4  24.00MHz
Y5  14.3185MHz
Y6  22.1184MHz
J8  BUS RISER SLOT

BUS ライザーカード
保管してあったものがゴチャまぜになってしまい今一組み合わせが定かでありません。
 


ライザーカードは基本的に共通と思われます。

左の図は P/N 79F4918 ですがもう1枚のほうは

  INTERPOSER
  P/N 95F4218
  EC  C80670A

のシルク印刷があり、裏面に ジャンパー2本と CHIP抵抗とコンデンサが各2個 ( R18/19 C20/19 )がある以外は同じです。

管理が悪くてシステムボードとライザの組み合わせがわからなくなってしまいました   ^^) 



 
  F1:  +5V
  F2: +12V
  J1: ESDI HD コネクタ 
  U1: ハンダランド 20pin DIP
 J2: 16bit slot  (AVE )
 J3: 16bit slot 
 J4: 16bit slot  (BVE )
 J5: 16bit slot 

 

オプション
品名
ID#
 価格
 92年 5月
価格
93年 4月
 Minny Mouse
07G0532
   12,000
 80387SX-20 co-pro
07G0553
  120,000     60,000
 2MB Memory kit
79F5395
    50,000     30,000
 4MB Memory kit
79F5396
  100,000     56,000
 8MB Memory kit
79F5397
  200,000   104,000 
 3.5" Diskette Drive 
95F4388
    40,000
 3.5" Diskette Drive  ( 4Mode Drive )
54G1680
    34,000
 80MB Hard Drive ( ESDI )
07G0536
  200,000
 160MB Hard Drive ( ESDI )
07G0554
  300,000
 100MB SCSI Hard Drive  *1
35G2839
  200,000   140,000
 200MB SCSI Hard Drive  *1
35G2840
  300,000   240,000
 3.5" Optical Drive ( MO )
79F1781
  298,000   298,000
 SCSI Adapter /A  ( 16bit )
64F9050
    61,000
 SCSI Adapter -II/A ( 32bit )
06G6760
    88,000     88,000
 TokenRing Adapter 
4773083
  130,000
 TokenRing 16/4 Adapter
93F2970
  142,000   142,000
 Ethernet Adapter 10Base 2/5 
35G2793
    87,000
 Ethernet Adapter 10Base T/5
35G2806
    58,000
 MultiProtocall Adapter  IV /A
95F4528
    58,000
 Modem Adapter /A 300/1200/2400bps
79F2658
    49,800

.一部のオプションは1年間でかなり値下げしてはいますが、それにしても 個人使用目的でかように高価な周辺機器を購入できいる 個人ユーザーが存在した....のですね。 
 
 

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5530-W/W2
1992年2月に発表されたDESKTOPモデル 5551-W 用に開発された 486システムボードを まんま 30BODY に乗せ替えた5530-W は 1992年6月に市場に投入されました。 このモデルはPS/55 Z ではなくて メインストリームの PS/55 に区分されています。 同時に発売されたの PS/55Z は 5530-V (IBM3866SLC20 )です。 その後 CPUに i486DX2-40 を採用した 5530-W2 も投入され、そのとき PS/55Zシリーズ としては 5530-V2 (IBM486SLC2-40)が発売されました。
高級路線の PS/55 5530-W (i486SX-20) に対し IBM386SLC20 の5530-U/V、 PS/55 5530-W2( i486DX2-40) に対して IBM486SLC2-40 のPS/55Z 5530-V2 と同時期発売でも購買層に合わせて CPU を使い分けていたことがわかります。

5530-W は30シリーズで唯一 SCSI /A を採用したIML モデルです。

CPU 
5530-W0x ; i486SX-20 
5530-W2x ; i486DX2-40

CPUは内部/外部共にDATA BUS 32BIT ですので ライザ は 5530-U/V とは異なります。
試してはおりませんがその後に発売された IDE モデルの 5530-L と共通で使用可能と思われます( このモデルは実際に 手にしたことはありませんので間違っている可能性もあります。 )

 オプション:
  i487SX co-processor                              : 07G3013 , 価格 \200,000
  486-20/40 Processor Upgrade Option   : 35G2996 , 価格 \280,000 



5530-L ; 一体型 30系統 最後のMCA機
 







           5530-LXC


5530-L は MCA 5530 の最終モデルです。
33MHzの外部クロックによる本物の486クラス Lシステムボード を 13"カラーディスプレイ一体型に組み合わせ、 CPUには IBM製の486BL2-66 ( 16KB L1 キャッシュ内臓 ただし数値演算ユニットは省略 )を搭載し OVERDRIVE用に ZIF ソケット1を準備し、LXCではXGA-2まで搭載するといった豪華なモデルでした。
そこまでやるなら R システムボードにして欲しかったけど... というわけで自分で造りましょう 

5530-LXC
5530-L Specification

システムボード 

 5551-L に同じ ( 電源供給のコネクタを除く )

CPU  

BM BL486DX2-66をシステムボードに直付け。  
オーバードライブソケット( ZIF socket 1 )有り
ODPDX4-100 を使用可能。  am5x86 あるいは Cyrix 5c86も電圧変換アダプタで使用能。           PODP は使用不可
5521-Y にあるという CPUソケット横の CPU設定ジャンパーは無い。

SIMM       

70ns True parity SIMM x 4 slots 

HDD   

IDE

FDD

3モード ドライブ ( 1.44MB/1.2MB/720KB )

バス スロット  

32bit x4 ( フルサイズ x 3, ハーフサイズ x 1 ) 

Video 

Type LXC : XGA-2 
Type L0C : PS/55 日本語Display Adapter /A ( DBCS D/A /NI-Jと思われる )

Reference 

Ref. Ver.1.21   (  5551-R/L and 5521-Y に同じ )

Diag

Diag. Ver.1.21  (  同上 )

32bit ライザー


30-U/V と同一寸法のライザーに 32bit スロットがギリギリ で収まっています。

スロット #2 はBVEC でここに XGA-2、DBCS D/A /NI-J 等 が入ります。

5530-W のライザの P/N は知りませんが、仮に P/N が異 なっているとしても使いまわしは可能ではないかと想像して います。

  Pictures of my 5530-L
  (  実はRシステムボードに変更済みなので  "5530-R" とでも言いましょうか  )

Front view

通常FDDが設置される場所に「4スロットPCMCIA /A 」を搭載しています。

4スロットPCMCIA /A は 30-U以降のBODY以外には搭載不可で、かつ設置スロットも限定されています。
残念ながら専用ベゼルは所有しておりません。
ついでながら WIN95以降ではドライバがありません。

正面画像
ベースユニット正面画像


Rear view

ベースアッセンブリ( Logic Unit )を途中まで引き出したところ

Base unit 

一番下のスロットから 順に ;
1)  4スロットPCMCIA アダプタ 
2)  XGA-2,
3)  Madge Smart RingNode 16/4, 
4)  Short PS/2 Adapter/A for Ethernet networks with SMC chip.

IDE の DSAA 720 を標準位置に搭載. 
かくして 5530-RX7 すなわち
R planar with  XGA-2 and 720MB HD ^^;
 

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